この街のどこかの公衆トイレに現れると言う『公衆便女』を探し求めて、男は今夜も当て所なく街を彷徨う…！　街に伝わる奇妙な都市伝説とは…!?［25枚］

この街には、とても奇妙な噂話というか、都市伝説のようなものがある。
『公衆便女』──という都市伝説だ。

街のどこかにある公衆トイレに入ると、そのトイレの個室には全裸の痴女が両腕を拘束された状態で座っており、彼女を使って『誰でも自由に用が足せる』のだと言う。彼女たちは『公衆便女』と呼ばれており、不特定多数の誰かに○されたいと言う強いM願望を持った正真正銘の痴女のことをそう呼ぶのだそうだ。『公衆便女』とはまさに、バリアフリーで誰でも分け隔てなく利用可能な『痴女の肉○器』と言うわけだ…！

『公衆便女』はいつも決まった場所に出現するわけではなく、この街のどこかの公衆トイレにランダムに出現するらしい。出現場所は、【痴女のみぞ知る】と言ったところで、予測は困難だ。『公衆便女』を探し出すアプリも存在するらしいのだが、ダークウェブのかなり深い危険な場所まで潜らなければ入手できないらしく、素人に簡単に見つけ出せるような代物ではなかった。

しかし…これは本当に単なる都市伝説や噂話なのだろうか…？　ただの噂話にしては情報の解像度が高く、妙に信憑性が感じられるのが引っかかる。心の中で何かがザワつく音がした…。

いつか本物の『公衆便女』に出会ってみたい──。

私がこんな風に夜の街を彷徨いながら、あちこちの公衆トイレをハシゴして巡っているのは、そのためだ。アプリが無理なら、自分の足で稼ぐまでのこと。何ヶ月・何年と時間がかかっても、いつか自分自身の目で噂の真相をつきとめてみたい…！　そして私も、自分の欲望のままに彼女たちで存分に『用を足す』のだ…!!
私は今夜も街を当て所なく歩き回り、出会えるかどうかも分からない『公衆便女』を探し求め、トイレのドアをノックして回るのだった…。

コン、コン、コン……！